『地震対策は家づくりから』
▼
地震に耐え、揺れを吸収する
制振装置
■従来の耐震構造に加えて、3Mが開発した木造軸組用摩擦ダンパー(以下、FRダンパーといいます。)は、地震のエネルギーを吸収し、揺れを小さく、早く抑えることが可能となります。
建築基準法で定める範囲を超える想定外の大地震や繰り返し起こる大きな地震に対して、住宅の安全・価値を守る新しい技術です。
FRダンパーが皆様の家を守るこれだけの理由
■繰り返し返し地震に強く、安定した性能を発揮します。
使用している摩擦材は、速度、温度、湿度、水分にも性能変化がほとんどなく、安定した性能を発揮します。鋼材系のダンパーのように、疲労で破断する心配もありません。
■軸組(構造躯体)への負担を軽減できる。
制震ダンパーの力(減衰力)を一定にできるため、軸組への負担を軽減しながら高いレベルの制震効果を得ることができます。
滑り出し前は高倍率(5.0倍)の耐力壁として機能し、ダンパー部分が滑り出した後は素早く大きなエネルギーを吸収できます。
■速度や温度など、環境変化に依存しない。
ゴム系、油圧系の制震ダンパーは速度、温度に依存した性能を発揮するため、住宅など、様々な環境変化が予想される場所では性能の変動が大きく、最適な設計が難しいと言われていますが、FRダンパーはその心配がいりません。
FRダンパーの特徴
● 制震ダンパーでありながら壁量計算で国土交通大臣が認める最大の耐震性能(壁倍率5.0倍)を取得。
● 全数出荷検査を行い、安定した性能を確保。
● 耐力壁として設計可能なのでプランに大きな制約を与えず、耐震+制震住宅を実現可能。
● 地震の揺れを摩擦熱に変えてブレーキ。
● 繰り返し起こる地震に何度でも効果を発揮。
● 温度や速度に依存しない安定した性能。
地震の揺れ幅を低減
揺れを低減することによって期待される3大効果
●内装材、外装材などの損傷も抑制し、補修費用を低減
●建物の揺れを速やかに抑えることで、高い安心感を提供
●1回あたりの建物の揺れを低減するので、繰り返し地震に対して効果を発揮
耐震+制震:地震に耐え、揺れを吸収する構造が皆様の生命、財産を守ることに役立ちます。
建築基準法の想定は、震度6強までであり、繰り返しの地震を想定したものではありません。そこで、想定外の地震に対してさらなる安全をプラスするのが制震構造であり、摩擦を利用した新しい制震ダンパーが地震の揺れを吸収します。
地震に耐える構造:
筋交いなどの耐力壁により、地震の揺れに対して、力で抵抗します。
建物全体(壁など)が少しずつ損傷して揺れを抑える構造のため、繰り返しの大きな地震に対して 揺れ幅が大きくなっていきます。
地震に耐えながら、揺れを吸収する構造:
耐震構造を基本としながら、そこにプラスされた制震装置により、地震の揺れを吸収します。建物の損傷を抑えながら揺れ幅を小さくすることができ、繰り返しの地震に対しても 高い効果を発揮します。
ウレタン吹付断熱
■高い断熱性と気密性
硬質ウレタンフォームを耐力面材に発泡させる吹付けで施工するウレタン吹付断熱。高い断熱性と気密性を誇り、発泡させるので隙間なく施工できます。
耐力面材ダイライト
■面材工法
地震の横揺れ台風などの強い横風。ダイライトの壁は力を全体で受け止め、分散させるために万一の災害にも優れた強度を発揮します。また、燃えにくい無機質原料(高物質繊維と火山性ガラス質材料)からできているので耐火性にも優れています。横架材を、耐力面材で一体化し、剛床とすることで、全体を一つの箱にし、壁面全体で外力を受け止め、すぐれた耐震・耐風性能が得られます。
金物工法
■強い木、強い接合部で支える頑強構造
木造建築を頑強に組み上げる上で最も重要なポイントは、金具を施工する際に柱や梁の断面欠損を減らすことです。金物工法は、接合金具を使用して、木材の削り取り部分を最小限に抑えながらしっかりと軸組みを固定します。
長期優良住宅仕様(基礎)