消毒液や空気清浄機は玄関に置くべき!家でできる消毒液のつくりかたも紹介
立春を迎えて、春の足音も聞こえてきそう……。しかし、家族の健康を守るためには、ここで気を抜くことはできません。
風邪やインフルエンザはもちろん、最近では新型コロナウイルスまで、外に出るだけで健康をおびやかす敵たちがたくさん。さらに、花粉も登場するのですから大変!対策をしなくてはいけないことが多すぎます。
家のなかに、ウイルスや花粉はいれたくない! 家族の健康を守りたい!
そんな方にぴったりの玄関をちょっと工夫するだけで出来る、ウイルス&花粉対策をご紹介します。
ウイルスを持ち込まない!消毒液は玄関に設置
ウイルスの感染といえば、人の咳やくしゃみなどから、子どもが集団生活のなかでもらってきちゃった……そんなイメージが強いですよね。しかし、ウイルスが潜んでいるのは実はもっと近い“自分の手”なんです!
電車に乗れば吊革を掴み、トイレのドアは不特定多数の人が触っています。その不特定多数の人たちは、どこに触れているか分かりません。つまり、ウイルスが潜んでいる可能性も未知数ということです。
そんな場所に触れる機会が多い“手”は、きちんと消毒をしなければ病気になるリスクが高くなってしまいます。
外出をするだけで、手にはウイルスがいっぱい。そのままの手で家のなかを色々と触れば、家中がウイルスの巣窟になってしまいます……!
そこで、玄関に置くべきは、アルコール消毒液です。 玄関の空きスペースに小さなテーブルを設置し、そこで消毒をするようにしましょう。これで、手についたウイルスは除去することができます。
玄関のオシャレをキープしたいという方は、小さなテーブルはモノトーンを選びましょう。玄関に上手く馴染ませることができますよ。
超簡単!無水エタノールで手作り消毒液
常に玄関に置いておきたい消毒液ですが、最近は品薄状態が続き、なかなか手に入らない状態です。
そんなときは、消毒液を手作りしてみるのはいかがでしょうか? 作り方もとっても簡単ですよ!
材料
無水エタノール
精製水(ない場合は水道水)
精製水の代わりに水道水も使えますが、水道水には不純物が混ざっているため、保存が難しくなります。水道水で作る場合は早めに使い切るようにしてください。
無水エタノールは引火しやすいという特徴があるため、火のそばでは決して使わないようにしてください。また、目や口などの粘膜につけるのもご法度です。開封後はしっかりとフタをしめ、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。
それでは、気になる作り方ですが……なんと「無水エタノールと精製水を4:1の割合で混ぜあわせる」だけ!
つまり、100ml作りたいという場合は無水エタノール80ml、精製水20mlを容器に入れれば完成です。
スプレーボトルは100均で購入しました。無水エタノールを使用するので、アルコールをいれても問題がない、ポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP)・ポリ塩化ビニル(PVC)と表記されているものを選ぶようにしてください。
持ち運び用には、100均で売られている香水アトマイザーが便利ですよ♪
持ち運び用は、小さく出先でもサッと使えます。
こちらの消毒液は、繰り返し使用すると手荒れを起こしてしまいます。クリームなどで保湿ケアもしてくださいね。
ちなみに、余った無水エタノールはお掃除にも使えます!
こちら、色々とやらかして汚れまくっている電子レンジの庫内です。こちらをエタノールでこすっていくと……
こんなにキレイに! 庫内でべたべたしていた油汚れもスッキリです!
花粉症にも効果アリ! 空気清浄機は玄関に置くべき
暖かい日も増えてきて、寒さ厳しい冬も終わりだなぁとホッとする方も多いかと思います。しかし、一概に良かった! と言えないのがツラいですよね。
冬が終わるということは、やつら……「花粉」たちが動き出す季節が来たということ。
鼻水やくしゃみが止まらなくて苦しいという日が増えてきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家のなかでくらい、そんな花粉の猛威は気にしたくない。そんな方たちに実践していただきたいのが、空気清浄機を玄関に置くことです。
玄関はすべての出入り口。人は当然ですが、ウイルスも花粉も玄関から出入りします。
外出をすれば、花粉は衣服に付着します。これらの花粉をきちんと落とさなければ、自ら花粉を家のなかに持ち込むことになるのです。
人感センサーがついている空気清浄機なら、帰宅した瞬間に家に入った細菌や花粉を除去してくれます。
多くの人は空気清浄機の置き場所を、リビングにしていると思います。しかし、花粉が家のなかに侵入する経路の多くは玄関。換気などで窓を開けた場合に侵入する場合もありますが、ほとんどの花粉は玄関から人間が持ち込んでいるのです!
玄関はリビングよりもスペースが大きくないので、それほど大きな空気清浄器を買わなくてもOK。しかし、人の目につく場所となりますので、デザインも考慮しつつ吟味してくださいね。
家に入る前に、粘着クリーナーなどで衣類に付着した花粉やホコリを除去するのもオススメです。その場合は、細々したものを一式置けるスペースを玄関内に準備しておくとよいでしょう。
家族の健康を守るのは玄関の一工夫
いつも当然のように家に置いてあるものでも、置き場所を変えるだけでその効果は変わります。
家づくりをするときに、玄関収納などの玄関をより活用できる間取りにすれだけで過ごしやすくなりますよ!
よりよく効果が発揮される間取りで、家族みんなの健康をキープしていきましょう。