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住まいの幸福は「睡眠」で決まる?快眠できる寝室にする4つのコツ

1日24時間の中で人間の睡眠時間は約8時間と言われています。人生の3分の1の時間を睡眠が占めているということは、日々の睡眠の質が、その人の生活の質に影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。

そこで、今回のテーマは「快眠できる寝室」。一体、どのような寝室づくりをすれば、私たちは快眠を得られるのかを解説していきたいと思います。

1. 淡い色使いで癒しを演出しよう

刺激的な色遣いの部屋は興奮作用を働かせてしまい、なかなか寝付けなくなってしまいます。ベッドカバー、毛布、枕などのカラーテイストは、ベージュやグレーなどの淡いトーンのものを選ぶと良いでしょう。

リビングやキッチンといった活動的なスペースには、活力がみなぎるような色が合うかもしれませんが、寝室には少しトーンダウンした色味を使ってあげて、自然に心身が休息へ向かうような流れを作ってあげることが大事です。ベージュやグレーの他には、水色、ピンク、薄紫、グリーンなどの色も癒しの効果を得られるのでおススメです。

2. ほどよい暗さを保てるスタンドライトを設置する

眠る前と眠りに入る時の部屋の明るさに差があり過ぎると、急な変化に目が驚いてしまって、質のよい睡眠の妨げになってしまうかもしれません。ベッドに入る数十分前から、寝室の明かりは通常の明るさよりもトーンダウンしておくとよいでしょう。

そこでおススメなのが、ベッドサイドに置けるスタンドライト。ほどよい明るさが心地よく、質の高い睡眠へ向かう流れを作ってくれます。自分にとって心地よい明かりを照らすことで、より寝付きが良くなります。

3. 遮光性が強すぎないカーテン選ぼう

寝室の光を完全に遮るカーテンを選んでしまうと、私たちは朝陽を浴びることができなくなってしまいます。朝陽は快眠と深いつながりがあります。朝陽を浴びることで、私たちの体内時計の乱れはリセットされ、身体のリズムが調整されています。朝になっても全く陽の光を感じられない寝室では、寝覚めを悪くし、一日の初めから体内リズムを崩してしまうことになりかねません。

さらに、朝陽を浴びて14~15時間後には、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が始まります。メラトニンの分泌が促されると、快眠効果を得られます。

以上のことから、カーテンは遮光性が高すぎないものを選ぶことが大切です。最近では、適度に陽の光を取り込みながら、防音機能もしっかり備わったカーテンなどが販売されています。夜の騒音対策も含めて、カーテン選びにこだわってみるのも快眠への近道かもしれません。

4. 収納ケースで整理整頓!物が散らからないようにしよう

心置きなく睡眠できる環境にするためには、寝室にいる自分の心がスッキリしている必要があります。しかしながら、寝室に物が散らかっていると、それらが気になってしまい、睡眠に影響を与えてしまいます。

例えば、もしベッドから会社から持ち帰った書類が見えてしまったとしたら、途端に翌日の仕事のことを考えてしまい、気持ちが落ち着かなくなって眠れなくなってしまうかもしれません。寝室では収納ケースをうまく使って、整理整頓をしてからベッドに入るようにしましょう。「なんだか部屋が散らかってるけど…疲れたから片付けは明日にしよう。」といって片付けを持ち越してしまうと、寝る前の最後の記憶に引っ張られて、質の悪い睡眠になってしまうかもしれませんよ。

最後に

快眠のための寝室づくりについてお伝えしてきましたが、もう1つなんといっても大事なのは私たちの生活習慣です。
寝る前のスマホ使用、食事、お酒、運動など、自分が普段行っていることが睡眠を害していないかを見直すこともとても大事です。
睡眠が変われば、1日の始まりがすっきり、1日の終わりがぐっすりで、家族のコミュニケーションにも活力が生まれることでしょう。

    

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