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加湿器のもっとも効果的な設置場所は?室内の乾燥を防いで快適に過ごそう

冬の乾燥は、お肌の大敵。室内の湿度が低ければ、暖房の暖かさも感じにくく、風邪になるリスクも。そこで活用したいのが加湿器です。

じつは、加湿器はどこにおいても効果的というわけではありません。加湿がしやすい使い方と設置場所があります。

意外と知らない加湿器の置き方のポイントをご紹介しましょう。

加湿器の置き方とベストな設置場所

室内に加湿器を置く場所で、気をつけるポイントは、次の4つです。

■部屋のできるだけ中央に設置する
■窓や換気扇、出入り口付近は避ける
■床に直接置かず、30センチ以上の高さを取る
■エアコンが運転中であれば吸入口に向けて置く

このポイントに気をつければ、加湿器の効果をより引き出すことができます。 ここからは、それぞれ詳しくみていきましょう。

部屋の中央に設置する

加湿したい部屋の中央に置けば、部屋中に加湿器から出た水蒸気が行き渡りやすくなります。

また、部屋の中で比較的暖かい場所であることも理由のひとつ。 暖かい空気の方が、より空気中に水分を含むことができるため、結露になりにくいとされます。

窓や換気扇、出入り口付近は避ける

窓付近は、屋外からの冷気がもっとも伝わりやすい場所。 冷やされた空気は水分をあまり含むことができず、結露が発生しやすくなります。その結果、カビが発生してしまうことも。

換気扇や出入り口付近は、やはり空気が冷やされやすい場所ということに加え、水蒸気を含んだ暖かい空気が、室外に出てしまうリスクがあります。水分を溜めた空気がすぐに部屋から出て行ってしまうのは避けたいところです。

床に直接置かず、30センチ以上の高さを取る

これも、床の空気が冷えやすい場所であることが理由です。暖かい空気は上へ流れる性質があり、床付近は冷えやすいため、床に結露が出てしまう可能性もあります。
加湿器の吹き出し口が30センチ以上の高さになるようにしましょう。

エアコンが運転中であれば吸入口に向けて置く

エアコン暖房は、吸い込んだ空気を暖めて部屋全体に拡散させます。これを利用して水蒸気を含んだ空気を部屋全体に素早く行き渡ることができます。

この時、エアコンの風が直接当たるところには加湿器を置かないようにしましょう。加湿器の湿度センサーなどが正しく働かない場合があります。

加湿器の使い方で気をつける点は?

加湿器の設置場所のポイントを見てきました。
ここからは設置場所以外の、加湿器を使う際に気をつける点についても解説していきます。

湿度計を確認しよう

加湿器に内蔵されている場合もありますが、部屋の加湿器から離れた場所の湿度を計るには、湿度計が便利です。

室内で快適に過ごせる湿度は、50〜60パーセントとされています。乾燥状態を避けるのはもちろん、加湿のし過ぎは室内のカビの発生を促してしまうため、気をつけましょう。

加湿器の蒸気に直接当たらない

蒸気に当たれば、肌の保湿に効果的なようにも思えますが、じつは逆効果。

肌に水分を与えることで、肌に保持されている水分が蒸発しやすくなってしまうため、とくに乾燥した室内では蒸気に当たることは避けてください。

サーキュレーターで室内の空気を循環させる

水分を含んだ暖かい空気は上に行き、冷たい空気が下に溜まるので、部屋の湿度もムラができやすくなります。できれば、サーキュレーターや扇風機を室内の上に向け、暖かい空気を拡散させましょう。

寝るときに暖房を切るなら加湿器もOFFに

夜寝る際に、エアコン暖房を切ったりタイマーをかけると、暖房がOFFになってからは部屋の空気が徐々に冷やされていきます。

この時、加湿器がついていると空気に含めなくなった水蒸気が結露になってしまいます。
加湿器もエアコンにあわせてOFFにしましょう。

なお、ガス暖房であれば、暖房器具から水蒸気が発生するので、そもそも加湿器が不要な場合もあります。室内の湿度を見ながら調整してください。


これまで加湿器の設置場所と使い方のポイントについて、お伝えしてきました。
今年の冬は、上手に加湿器とつきあって、乾燥する季節を乗り切ってください!

 

 

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