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ピカピカライフを送るために!重要な食洗機の知識

まずは知りましょう!手洗いと食器洗い機の4つの違い

食器洗い機(食洗機)を家庭に導入した方の声を聞くと、「もう食洗機から離れられない」と、「まったく必要ない」の意見に真っ二つに分かれます。なぜそんな結果になるのでしょうか? それは、そもそも食器洗い機をきちんと理解して利用していないことが原因と思われます。必要がない、という意見の方は「食器洗い機=完全オートで食器洗いを解決してくれる機械」と思っていたかもしれませんが、実際のところは違います。

手洗いと食器洗い機の洗浄の違いは、大きく分けると、以下の4つになります。

・一般の洗剤とは異なる洗剤で洗う
・洗浄液の噴射力で洗う
・高温度で洗う
・長時間洗う

ということは、食器洗い機用の洗剤と洗浄液の噴射力にフィットし、高温かつ長時間に耐えられる食器やキッチン器具でなければ、食器洗い機は役に立たないということになります。

さらに、食洗機を使う際にも食器の下処理が必要になります。食器やキッチン器具を「使ったら、即、食洗機」と考えているかもしれませんが、そんなことをしたら、汚れが別の食器に再付着したり、食洗機を故障させたりすることになります。食洗機を正しく有効に使うためには、

・残菜を取り除く
・細かい調味料を洗い流す
・小さなゴミは捨てる
・こげやごびりつきは事前に除去する
・前回使用した残菜用のフィルターを掃除する

といった必要があるのです。意外かもしれませんが、食洗機はデリケートなのです。

食洗機で洗えないものを知ろう!

食洗機で洗っていけないものは、以下のものになります。

カットグラス/クリスタルガラス/アルミ食器/高級漆器/金メッキ製食器/銀メッキ製、食器/銀製食器/(食洗機内温度耐熱未満の)プラスチック容器/木製茶碗

ガラス食器は食洗機で洗えば洗うほど、ガラスが曇ってしまいます。漆器は食洗機で洗えば洗うほど、塗りが剥がれていきます。アルミ製や銅製の調理器具は、食洗機用の洗剤の成分とミスマッチを起こす可能性があります。表面が酸化すると、表面の色が変化し、鉄製は錆を招いてしまいます。

子供用食器の扱いに気を付けて!

子供の食器ってすごく汚れますよね。何も考えずに食洗機に入れてしまうと、大変なことになってしまいます。特に子供の安全を考えて、軽量なプラスチックのスプーンなどを使っている場合は、食洗機に入れるのは止めましょう。食洗機のヒーター部分に入り込んでしまい、発煙事故になる可能性があります。どうしても食洗機で洗いたい場合は、食洗機対応の子供用食器を購入しましょう。

食器の並べ方にも気を配ろう!

食洗機は「回らない洗濯機」のようなイメージを持つと良いでしょう。どういうことかというと、食器がぐるぐる回るのではなく、噴射口からまとめて洗浄・すすぎを行うということ。適当な向きにセットせずに、汚れた面を噴射側に向けて並べましょう。洗浄液がすべての洗い物に掛かるようにすることがまんべんなく洗うコツになります。

手荒れ防止と時短効果が大きなメリット

食洗機は実は気を使うべき部分が多く、きちんとした知識と使い方が土台にあってこそ、「手放せないもの」になるわけです。しかしその扱いに一度慣れてしまえば、手洗いより時間が短縮できますし、敏感肌の方にとって食洗機はお肌の味方ですよね。食器洗いは日々の作業なので、せっかく治りかけていたお肌を食器洗いの作業で刺激し、結果お肌がずっと治らないということもあります。そんな方にとっては、食洗機は大きなメリットになります。

食洗機は自動お掃除ロボットのような放ったらかしの状態で使わず、デリケートなマシンだ、ということを、肝に銘じて正しく使っていきましょう。


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