めんどうな窓&網戸の掃除はこれで解決!【やってみたリポート】

「やりたいとは思っているんだけど、正直言って優先順位が低いところナンバーワン」と言っても過言ではない「窓&網戸掃除」について、ちょっと道具を揃えるだけであっという間にピカピカ&簡単お掃除ができるコツを、ieny地域ライターEがやってみたレポートでお届けします!
「窓掃除」、どうやってますか?
「え?濡れたタオルで拭いてるけど……何回拭いても跡が残るから、あんまりきれいになった気がしないんですよね……」
よく聞く「窓掃除に対する不満」がこちらです。固く絞ったつもりでも、水の跡がついてしまう。乾いたタオルで拭いても外側の埃が綺麗に落ちない。こすりすぎて網戸のネットがたわんでしまった……。
せっかく掃除したのに、これならやらなくてもいいんじゃない?こんな経験から窓&網戸掃除をあきらめた、という方けっこういらっしゃいます。
そんな方に、「窓掃除はタオルで拭きません!」と声を大にしてお伝えします!!
窓掃除をはじめる前の下準備。窓ギリギリに、新聞紙やチラシを敷いておきましょう。養生テープなどで仮止めしておくのもオススメです。


アップで窓をよく見てみると……表面に手で触った後が。しっかり埃もついています。この窓を前回掃除したのは3カ月前。
あまり触らないようにしているつもりでも、子どもがいる家庭ではどうしても防げませんね。大雨のあとも、汚れがつきがちです。
これがずっと溜まっていけば、透明の窓ガラスだっていつかは曇ってしまいます……。
今回使用する道具はコチラ!!
窓ガラスの掃除は専門アイテムを使うことでググッとキレイに、しかも簡単にできるんです!
※左から順番に
・バケツ(スポンジを泡立てる程度の大きさならなんでも可)
・スポンジ(100円ショップで売っている、食器洗い用のスポンジ。食器洗いにはちょっとな……という古いものでOK。柔らかいタイプがよい。)
・掃除用刷毛
・網戸専用たわし
・スクイージー


まずは網戸掃除からはじめます。網戸にはかなりの埃がくっついています。水で濡らしてしまうと、意外と埃がくっついてしまってきれいに取れません。
かといって、高圧洗浄機を使ってしまうと網が破けたり、たわんでしまうことも……。
使用したのは「網戸掃除用スポンジ びっクリーン(網戸ブラシ)」約700円。たわしよりも柔軟性がありつつ、固めの繊維が埃をかきだしてくれます。
上から下に向かって、ゆっくりなでるようにブラッシングしましょう。外側からはじめて、両面ブラッシングするのを忘れずに!
網戸の埃を落としたら、サッシの掃除をします。埃がついたまま、濡らしてしまうとかえって汚れが落ちにくくなります。なるべく乾いた状態で埃を落としておきたいのです。
この刷毛は「ラスター356N」約300円。塗装用ですが、プロの間で掃除用に使う人がたくさんいるそうです。適度なコシで静電気も起きにくく、とても使いやすい刷毛です。


こちらの刷毛で、サッシの隙間を一筋ずつ掃いていきましょう。上部も忘れずに!
いよいよ窓ガラス掃除!バケツに水を入れて、食器用洗剤を少し垂らし、スポンジでよく泡立てます。「泡」を使うので、しっかり泡立ててくださいね!


まずは汚れの少ない内側からはじめます。スポンジの水は絞り、泡立てた「泡」だけをスポンジに載せて、窓を優しく洗っていきます。
ごしごし擦る必要はありません。泡で優しくなでていきましょう。
上から下まで擦ったら、スクイージーを使って、上からまっすぐに泡を取っていきます。
適当に取るのではなく、上から下に、一列にまっすぐスクイージーをかけるのがコツ!


スクイージーに付いた泡は、毎回タオルでふき取ります。スクイージーを水で洗う場合は、タオルで毎回水分を拭き取ってください。
なるべく窓ガラスを濡らさないようにしてください。内側が終わったら外側も同じように作業します。
外側のほうが雨風のせいで埃がより多くついていますが、手の跡などはほとんどないので、むしろ簡単に汚れが落ちます。
こちらが磨き終わった窓ガラス!まるで、窓が開いているみたいに見えませんか?外から入る光も、心なしか明るくなったような気がします!
あとは、子どもたちができるだけ窓を触らないように祈るだけですね……。

夏の終わりだからこそ!!
「見ないふり」「気が付かないふり」さえしてしまえば、放置しておいても「衛生」という意味では問題ない窓掃除。
しかし、網戸に埃が詰まってしまえば部屋の換気に影響が出ますし、喫煙するお宅であれば、窓ガラスに汚れがつくことで部屋のなかへの採光という意味でも、臭いという意味でも問題がでてしまうものです。
「こんなに違うんだ!びっくりした!」という感想を聞くことが少なくない窓掃除。
寒くても暑すぎても「窓全開」は避けたいからこそ、シーズンを選んで「はじめての窓掃除」にトライしてみてくださいね!