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オシャレなクッションフロアに大注目! ヘリンボーン、モルタル風など180種以上

住宅の材で「クッションフロア」というとクッション性がありキッチンなどの水回りに便利そうだけど、いかにも昭和な絵柄でデザイン性がイマイチ……そんな印象はありませんか?

いえいえ。さにあらず! クッションフロアはとってもオシャレに進化しているんです! クッションフロアの最新事情について、日本のクッションフロアのパイオニア、東リのご担当者さまに教えていただきました。

そもそもクッションフロアとは?

クッションフロアとは、ビニール製で、発泡層を有したクッション性の高いシート状の床材のこと。いつから世にある床材なのでしょうか?

「世界的にいうと1965年頃アメリカで発売されたもので、東リでは1971年にアメリカから輸入販売をはじめました。翌年1972年には、東リの長年の技術力と床に施工するシートの知見にもとづき、初の国産クッションフロアを開発し、販売をスタートさせました。

ファッション性豊かなフロアシートとしてキッチンやダイニングルームに採用していただいていたようです。また、こぼしたときに拭き取りやすい、水ぶき掃除がしやすい、クッション性があるので歩きやすいと機能面でも好評でした。

製品名はクッションフロアの頭文字とって『CFシート』と命名し、現在も受け継がれています」(東リ ご担当者さま)

クッションフロアの特長

クッションフロアは、1970年代に登場した床材だったのですね。最新のクッションフロアはどのような特長なのでしょうか? 東リさんに教えていただきました。

【特長1】色柄が豊富

一般住宅用のクッションフロアは、幅は1間(1820mm)。シート状なので、必要な長さをカットして使用します。厚みは、大きくわけて3種類あり、あわせてなんと182種類*もの色柄(アイテム)があるんだそう!

・CFシート-H:一般的な住宅用途。1.8mm厚。100アイテム
・CFシート-P:土足可能なタイプ。2.3mm厚。75アイテム
・CFシート-SD:階下への音の伝わりや転倒した際の衝撃を軽減するタイプ。3.3mm厚。7アイテム

【特長2】クッション性

発泡層を含むため衝撃吸収性があります。そのため歩きやすい、食器などを落としても割れにくいという特長があります。

特に、CFシート-SDは発泡層が厚く、衝撃吸収性だけでなく床下がコンクリートの集合住宅などでは床下からの冷暖気の低減にも貢献してくれます。

【特長3】さらっと感

最近のクッションフロアは、表面がさらっと肌触りがよくなっています。


古いお家のクッションフロアだと、ベタベタした印象があったりしませんか? 最近のクッションフロアは、この点を改良。さらっとした触感の表面仕上げになっています。

【特長4】水拭き掃除ができる

保守管理のしやすさも、クッションフロアの大きな魅力のひとつでしょう。水をこぼしてもさっと拭き掃除ができラクラクです。

汚れても、希釈した中性洗剤で拭き取ると簡単にお掃除可能です。

【特長5】施工がしやすい

タイルなどと比べると施工はシンプルです。床の形状にあわせて切って、接着剤で貼り付けるだけ。

DIYでも人気ですが、柄合わせや洗面台の下など複雑な形状の部分などは素人には難易度が高いもの。美しく仕上げるには、やはりプロに頼むのが得策です。

オシャレ!クッションフロアの最新のデザイン

オシャレなクッションフロアのデザインのほんの一部をご紹介! いまのクッションフロアって、こんなにオシャレなの~!? とウキウキしちゃうこと間違いなしです。

リプロダクションシリーズ

2019年12月東リ創業百年を記念して登場した、CFシート発売当初の柄を現代的にリプロダクションしたシリーズ。いわゆる“昭和”な柄が、オシャレにアップデート!

ステキなヘリンボーン!

天然木の組木はちょっと手がでないけど……クッションフロアならわが家にもお迎えできるかも!? とってもオシャレなヘリンボーン組木柄のアイテム。

豊富なウッド調ラインナップ

ほかにもさまざまなウッド調のアイテムがラインナップ。

カフェ風のお洒落なダイニング

タイル調もいろいろある!

エレガントなものからシンプルモダンなものなど、タイル調のアイテムも豊富にラインナップしています。

モルタル風はいかが?

流行りの土間風・モルタル風のアイテムは、モダンな空間づくりに。

テラコッタで南欧風に

なんと素焼きレンガ調のアイテムまで。まるで南欧バカンスのよう!

クッションフロアのメリット・デメリット

クッションフロアは、その形状からお掃除のしやすさ、歩きやすさというメリットがあるだけでなく、子どもが小さいうちは、物を落としてもタイルなどに比べて傷つきにくい、落とした物が壊れにくいという特長にもつながり、特に子育て世代には魅力的な床材ではないでしょうか。

また、東リ製品の標準的なタイプ(CFシート-H)であれば、現状の材料価格が2,750円/平米*と床材のなかでも比較的安価という点でも人気です。

一方、注意点としては、もしDIYで施工する場合は、接着剤でちゃんと貼ること。ただ床の上に敷いただけでは、ズレて滑ってしまう危険がありますので要注意です。

インテリアとしても魅力的

暮らしに寄り添う機能性と、豊富な色柄バリエーションが魅力のクッションフロア。水回りだけといわず、小上がりなどのちょっとしたスペースや、キッズルーム、子どもの食べこぼしが気になるダイニングなど、さまざまな空間で活躍してくれそう。壁紙を選ぶように、インテリアの一部として楽しんでみては。

*2021年7月現在の情報です。

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