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初心者にもやさしい「戸建ての庭につくる手作り花壇」

 
「家を建てたら庭をつくって、こぢんまりとした花壇で季節の花を育てたい! 花壇もDIYしてみたい ! 」
家を建てたなら、ガーデニングにもこだわって挑戦してみたい! という方もいらっしゃいますよね。




エクステリア業者に本格的な花壇を施工してもらってガーデニングをはじめる自信はないけれど、お金をかけずに作った小さな花壇で気軽に季節の花を楽しみたい方に「DIY初心者も失敗しにくい、はじめての手作り花壇」の作り方をご紹介します!


はじめての花壇づくりのポイント



花壇といえば、レンガを積み上げたある程度の高さがあるタイプを想像する方が多いかもしれません。

確かに、地面よりも高く、土が深い方が寄せ植えできる植物の選択肢も広がりますし、水はけもよくなります。また、お手入れをする際も体の負担が軽くてラクにガーデニング作業ができたり、視線が近くなって迫力ある花壇になったりといった利点もあります。

とはいえ、レンガは単に積み重ねればよいわけではありません。不足がないようにレンガを用意したり、土を平行に慣らしたり、モルタルが固まらないうちに手早く作業したりといった「コツ」が必要です。水漏れ防止用のネットを隙間なく敷いたり、つくった後も崩壊しないように定期的にチェックしたりするなど、手間もお金もかかります(※幅が数mを超えるような大きな花壇や、50cmを超える立ち上がり・高さのある花壇を作りたいなら、崩れ防止のためにもプロの造園業者さんに依頼するのがよいでしょう)。

コンテナと違って、地面に直接植物を植えることで根が深く、広く張り、水分や栄養分を吸収しやすくなる地植えのメリットを活かしつつ、ガーデニングもDIYも初心者の「新築一戸建てに引っ越しして初めてのガーデニング」にチャレンジしやすい花壇、それは「レンガを積みあげない花壇」です。

庭の一角を直接耕して土を作り、その周りをレンガや石、ブロックのほか、「エッジ」と呼ばれる軽くて丈夫な仕土留め用の仕切りを使って、背の低い花壇スペースを設けるものです。

設置のために必要な道具もほとんど不要、花壇がいらなくなった際の撤去も簡単、ゴミも少なめ。日当たりが悪い場所でも、植える植物を選べば美しいグリーンコーナーを作ることができます。


「積み上げない花壇」の作り方


地植えの花壇を作る手順と必要なアイテムを確認しましょう!

花壇のための土づくり




簡単な積み上げない花壇づくりですが「今日、ふと花壇をつくりたくなって当日完成! 」というわけにはいきません。それは花壇の一番大切な「土」の準備に時間が必要だからです。

プランター栽培と違い、長い時間同じ土を使うことになる花壇は、最初の土づくりの段階できちんと準備が必要です。花壇づくりよりも、土づくりの方が難しいかもしれません。畑のように、大きな面積からはじめるよりも、全部土の入れ替えができる程度、たとえば1㎡ほどの小さなスペースからスタートするのがオススメです。

  1. まず、花壇にする場所を決めたら、おおよその面積を測っておきます。あとで土を準備する際に参考になります。面積を測るアプリなどを活用するのもよいですね。
  2. 土を30cm以上掘り起こします。この段階で、大きな石やごみ、雑草などがあれば取り除きましょう。
  3. 掘り返した土の塊はできるだけ砕き、細かい状態にします。この次の段階で、土のPHを確認したり、消毒したりする作業が必要です。消毒と肥料にそれぞれ1週間ほど寝かせる時間をとります。

土の状態を確認するのは難しいポイントも多いため、掘り返した土を処分し(処分方法は各自治体に確認してください)、新しく花壇に適した配合がされた市販の土を入れるのが安心です。

積み上げない小さな花壇




土を掘り起こし、入れ替えたスペースの周囲に、簡単に仕切りをつくる形の花壇ですが、このとき、床面を周囲の露地よりも数cm高くしておくと、水はけがよくオシャレな雰囲気になります。このような花壇を「立ち上げ花壇」「レイズドベッド」などと言います。

レイズドベッド用の柵は、レンガやブロック、板などを並べるだけでも十分土を盛ることができますが、軽くて薄くて丈夫なレイズドベッド用の杭がたくさん市販されています。「土留め」「ガーデンストッパー」「花壇フェンス」などの商品です。ホームセンターで気軽に購入できるのが魅力です。

 

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