睡眠で免疫力アップ!心地よい睡眠を手に入れるためには?
最近、ぐっすり眠れていますか?
「朝気持ちよく目覚められない」
「寝ても寝た気がしない……」
なんて方も多いのではないでしょうか。
深い眠りは疲労回復はもちろん免疫力アップにもつながります。
レイアウトや証明など、寝室の環境を工夫して心地よい睡眠を手に入れましょう。
ぐっすり眠れる寝室のレイアウト
眠りが浅くて困っているという方は、寝室のレイアウトを見直してみるのがオススメです。まずは、深い眠りのためにいちばん重要なベッドの配置から考えてみましょう。
ベッドとドアの位置関係は睡眠の深さに大きく関係してきます。ベッドに横になったとき、頭の近くにドアがあると人の気配を感じて落ち着かず、睡眠が妨げられてしまうのです。
そのため、「頭の位置はできるだけドアから離す」のが鉄則。
どうしても難しい場合は、家具やパーテーションを利用して、横になったときにできるだけ視界にドアが入らないようなレイアウトを工夫しましょう。
ベッドと壁の距離も重要なポイントのひとつ。
寝室がそれほど広くない場合、ベッドは壁にぴったりとくっつけて配置してしまいがちですが、心地よい眠りのためにはベッドと壁の間を10cm以上離すのが理想です。ベッドと壁の間に隙間を作ると、通気性がよくなり寝ている間の体の放熱による結露を防ぐことができます。
また、布団が入るスペースを壁側にも確保しておくことで、反対側からの布団のずり落ちも防止できます。ベッドメイキングもしやすくなり、清潔な睡眠環境をキープすることにもつながります。
そのほか、寝室のレイアウトで大切なのは「できるだけ物を少なくすること」。
寝るためだけの場所にすることで、他のことに気を取られずに安眠することができます。
特に、テレビやパソコンなどブルーライトを発するものを置くのは禁物。寝る直前にブルーライトを浴びると、良質な睡眠をとることが難しくなってしまいますよ。
遮光カーテンの使用には注意が必要
寝室のカーテンの選び方も睡眠の質を左右します。
寝室が明るすぎると、睡眠を誘発するホルモンの分泌が妨げられてしまうため深く眠ることができません。外の光が入らないよう厚手のカーテンを選びましょう。
ただ、光を完全に遮断する遮光カーテンの使用には注意が必要。
朝に外が徐々に明るくなって自然と目が覚めるのを妨げてしまうためです。遮光カーテンの使用は、昼間に眠る必要がある場合や、外の光が強すぎる場合のみに留めるのがよいでしょう。
遮光カーテンを使用する際は、光で目を覚ましてくれるタイマー式のライトを併用するのもオススメです。
また、カーテンは光だけでなく音も遮断してくれます。厚手のカーテンとレースカーテンの二重掛けにすると外の音が聞こえにくくなり、安眠につながります。
照明は“温かみのある色”に
寝室の照明も眠りの質に関わってくることをご存じですか?
寝室で寝る前に浴びる光は、白い光よりも温かみのある黄色っぽい光にした方が深い眠りにつくことができます。蛍光灯やLEDを使用する場合も電球色のものを選ぶのがオススメです。
さらに、間接照明を取り入れ、光を直接浴びないようにすると効果的です。
寝る前に読書などをする場合は、部屋全体を明るくしておくのではなく、枕元にスタンドなどを置いて手元だけを照らすようにしましょう。
枕元の明かりはランプシェードを通して柔らかい光にすると安眠につながります。
アロマで入眠をスムーズに
さらに一段上の上質な眠りを目指すなら、香りの効果を利用してみましょう。ラベンダーやカモミールなどの香りにはリラックス効果があり、寝る前に嗅ぐとスムーズに入眠できます。
寝室でアロマを楽しむには、アロマディフューザーの利用がオススメ。タイマーがついているものが多く、火も使用しないので、寝室でも安心して使えます。眠りを妨げないよう、音が静かなものを選びましょう。
毎日の疲れをとるためだけでなく、免疫力アップのためにも心地よい眠りはとても重要です。最近よく眠れないという方は、ご紹介したポイントを参考に寝室の環境を見直してみてくださいね。